概要

ドコモの料金プランは大きく2種類

ドコモの料金プランはギガホ・ギガライトの2種類だけです。ギガホは月30GBまで一定の金額で使える完全定額プラン。ギガライトは月1GB~7GBまで、使用量に合わせて料金が変わる、従量キャップ制(従量制だけど上限があるタイプ)のプランです。

これに各種割引がついて最終的な支払月額が決まる形になっています。

(月額料金)=(基本料金)-(各種割引)

で決まると考えましょう。

料金プランに適用できる各種割引

下記の割引は組み合わせて適用可能です。

みんなドコモ割(1000円割引)

3親等以内の家族・親戚で組める「ファミリー割引」グループにおいて3回線以上契約している場合、ギガホ・ギガライトの月額使用料が1000円割引となります。同居していなくても3親等以内なら「ファミリー割引」に組み込むことができ、支払いも別々に設定することができるので、両親や別居の家族とも組みやすい割引となっています。

ドコモ光セット割(500円~1000円割引)

ドコモが提供している光回線、ドコモ光を利用している人がファミリー割引のメンバーにいれば、ドコモ光セット割が適用されます。ギガホの場合は1000円、ギガライトの場合は使用量に応じて500円から1000円、基本料金から割引されます。

その他の割引

dカードで支払う場合、2年契約を結ばなくても2年契約を結んだ時と同じ金額の料金となります。ただし、2年契約を結んだ際の解除違約金が1000円となっているため、それほど大きなメリットとは言えません。

キャンペーンによる一時的な割引

学割キャンペーンなどによりこれ以上の割引が適用されるケースがあります。基本的には半年から1年が適用期間となりますので、割引が終わる時期をしっかり把握しておきましょう。

解約金について(定期契約をおすすめします)

定期契約は、2年単位での契約となります。契約期間内の解約には解約金がかかりますが、解約金は1000円です。定期契約の有無の場合の月額料金の差はギガホ・ギガライトともに170円です。

半年以上継続した場合、定期契約なしの契約だと割高になってしまいます。以前に比べ解約金は大幅に少なくなっていますので、定期契約をおすすめします。

ギガホ

月々6980円で30GBまで利用できるプラン。定額制で支払い額が一定となるのが特徴。ギガライトに比べ、1GB当たりの単価が大幅に安いため、動画の視聴やゲームなどで大量に通信を行う人に適しています。

ギガホの実際の料金

光回線や家族の加入状況によって実際の月額料金は大きく異なってきます。下記一覧表を確認し、月額料金を確認しましょう。

割引有無による一覧表(定期契約ありの場合)

ファミリー割引ドコモ光セット割料金
なしなし6980円
なしあり5980円
2回線なし6480円
2回線あり5480円
3回線以上なし5980円
3回線以上あり4980円

※定期契約なしの場合は、上記料金に+170円となります。

ギガライト

1GB・3GB・5GB・7GBまでの4段階の従量キャップ制(従量制だが上限がある仕組み)の料金プランです。ギガホが30GBまで使えるのに対し、最大でも7GBまでしか使えないなど、ギガホに比べると割高感があります。

ギガライトの実際の料金

ギガホ同様、割引が適用できるかどうかで月額料金が大きく異なってきます。また、従量制なので使用量に応じて料金に変動があります。

割引有無による、使用量ごとの料金一覧表(かっこ内はドコモ光セット割の場合)

1回線ファミリー割引(2回線)ファミリー割引(3回線)
~1GB2980円2480円1980円
~3GB3980円(3480円)3480円(2980円)2980円(2480円)
~5GB4980円(3980円)4480円(3480円)3980円(2980円)
~7GB5980円(4980円)5480円(4480円)4980円(3980円)

通話料について

通話料はどちらのプランも共通で、ファミリー割引を設定している家族間は無料、それ以外は30秒20円となります。

音声オプション

ファミリー割引を設定している回線以外と通話する機会が多い方は音声オプションを設定することをお勧めします。音声オプションは5分以内の通話は無料となる「5分通話無料オプション」(+700円)と、通話し放題の「かけ放題オプション」(+1700円)の2種類があります。

通話料の割引はキャリアのメリット

格安SIMと比べた場合、ドコモなどの大手キャリア(通信会社)を選ぶメリットがこの通話料割引です。格安SIMは、専用のアプリを使ったり、プレフィクス番号(電話番号の前につける何桁かの番号)を付けて発信しないと割引にならないケースがほとんどです。

通話を頻繁にする場合は、ドコモなどの大手キャリア(通信会社)を選んだ方が使い勝手はよくなります。