概要

ソフトバンクの料金プランはシンプル

ソフトバンクの料金プランは、スマホ用については2種類だけです。(正確には[スマホデビュープラン]  https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/data/sumaho-debut-plan/ 

というガラケーからの乗り換え専用のプランもありますが、こちらはまた別の機会に紹介できればと思います。)

  • メリハリプラン
    • 50GB定額の大容量プラン。月額7480円で、最大限割引を活用した場合は1年目は3480円で2年目から4480円
    • 対象のSNSや動画サービスだと、いくら使ってもデータ容量としてカウントされない「動画SNS放題」というサービスがある
    • データ利用量が2GB 以下の場合は1500円割引になる
  • ミニフィットプラン
    • データを使った分だけ料金が変動するプラン。最大5GBまで。1GB以下の場合は3980円、最大は5GBより多く使った場合の8480円。最大限割引を活用した場合、1年目は1980円~6480円、2年目以降は2980円~7480円。
    • 1GBより多く使うとメリハリプランのほうが安くなる。
    • 特に家族4人以上の場合は1GB未満でもメリハリプランと同額になるので、こちらを選ぶメリットはほとんどない。

メリハリプラン

50GBまで使えるので、一般的な使い方で不足することはほぼないと思われます。YoutubeやDAZNなど、「動画SNS放題」の対象外の動画サービスを高解像度でたくさん見る、という場合はさすがに気を付けた方がいいですが、スマホ単独ではあまり気にする必要はないでしょう。

通常の料金

光回線割引なし(1年目の料金)おうち割光セット(1年目の料金)
家族割なし7480円(6480円)6480円(5480円)
家族2人6980円(5980円)5980円(4980円)
家族3人5980円(4980円)4980円(3980円)
家族4人5480円(4480円)4480円(3480円)

2GB未満の料金

光回線割引なし(1年目の料金)おうち割光セット(1年目の料金)
家族割なし5980円(4980円)4980円(3980円)
家族2人5480円(4480円)4480円(3480円)
家族3人4480円(3480円)3480円(2480円)
家族4人3980円(2980円)2980円(1980円)

ミニフィットプラン

従量キャップ制(使った分だけ料金が変動するが、上限がある)プラン。家族の人数による金額の変化はありません。上述したように、少し使っただけでメリハリプランのほうが安くなるので、こちらを選択するメリットはあまりありません。

光回線割引なし(6か月間の料金)おうち割光セット(6か月間の料金)
1GB未満3980円(2980円)2980円(1980円)
2GB未満5980円(4980円)4980円(3980円)
5GB以下7480円(6480円)6480円(5480円)

家族4人以上だとミニフィットプランのメリットはない

二つの表を見比べてもらえばわかるように、ミニフィットプランのほうが安くなる場合は1GB未満の時だけです。しかも2GB未満の料金も3980円~5980円と、DoCoMoやauと比べても非常に高い金額になっています。

さらに家族4人以上がソフトバンクと契約している場合、1GB未満しか使わない場合でもメリハリプランの2GB未満の料金と同額になります。つまりミニフィットプランを選ぶメリットは全くないといえます。

Docomoやauと比べて割高

DoCoMoとauは小容量のプランの上限は7GBですが、ソフトバンクは同じ料金だと2GBまでしか使うことができません。また上限も5GBと少ないうえ、料金も通常料金で7480円もかかってしまいます。

まとめ:家族割・光回線セットが適用できる場合にメリハリプラン(大容量)ならおすすめ

ソフトバンクの料金プランを分析すると、大容量プランは50GBも使えるうえ、「動画SNS放題」もついていて、条件に合致すれば4480円、最初半年間は3480円と大変安く使うことができます。

一方小容量プランは他社に比べて割高となっており、小容量プランと大容量プランの価格差がほとんどありません。

家族割の割引額が大きいのが特徴

ソフトバンクの特徴は、家族割の割引額が他社と比べて大きいことです。ドコモやauは最大で1000円割引なのに対し、ソフトバンクは2000円割引です。2000円割引の条件は家族4人の場合ですが、他社同様の3人の場合でも1500円割引となり、割引額は大きくなっています。

ソフトバンクの家族割は「家族」の範囲が非常に広く、シェアハウスも含め住所が同じであれば対象にできるほか、親族であれば親等数に関係なく設定できるのが特徴です。

セットにできるインターネット回線が少ない

逆に少し難しいのがインターネット回線です。ドコモやauの場合、複数のプロバイダから光回線を選べますが、ソフトバンクの場合は「Softbank光」「Softbank Air」の2種類からしか選べません。「Softbank Air」はスマホと同じ、4Gの携帯電話の電波を使ったサービスです。つまり、光回線を使ったインターネットは「Softbank光」しかありません。

NTTのフレッツ光回線を使ったサービスなので、対象地域でないことはあまりありません。ただ、様々なプロバイダの中から料金やサービスを吟味して選べる他社と違い、選択肢がないことはデメリットとなることがあります。

新規加入時の割引が6か月に減少したことに注意

以前のプラン、ギガモンスター・ミニモンスターの時は、新規加入時の1000円割引が1年間続いていましたが、メリハリプラン・ミニフィットプランでは半年となっているので注意が必要です。

これまで他社が新規加入者向けの割引期間は半年だったところ、ソフトバンクは1年と長かったのが特徴の一つでしたが、他社に合わせて期間を縮小してきました。