NTTドコモは、大容量料金プラン「ギガホ」において、毎月使える通信容量を60GBとする「ギガホ増量キャンペーン」を2020年1月1日から開始しました。

これはauやソフトバンクを含む3キャリアのうち、容量制限があるプランとしては最大の通信容量となります。

テザリングを利用する際は大きなメリットに

このプランは60GBをまるまるテザリングで使うこともできます。一方、auの容量無制限プラン(auデータMAプラン)はテザリングで使える容量は20GBまでに制限されています。

つまり、大容量をテザリングで使いたいという消費者にとっては大きなメリットがあるプランと言えます。

終了時期は未定

このキャンペーンの終了時期は未定となっています。「倍増」というお得感をアピールできるのは大きく、ドコモの回線容量がひっ迫するまでは続けるのではないでしょうか。

容量増加や値下げの動きが加速

auも2020年2月1日から容量無制限プランを1500円値下げし、7480円としました(2年契約時)。これで大手3キャリアの最大容量とその時の料金プラン(いずれも2年契約時)は次のようになります。

最大容量料金備考
ドコモ60GB6980円1月からのキャンペーン容量
au無制限7480円2月1日から適用。
ソフトバンク50GB7480円一部SNSは使い放題

これにより価格差が3社間最大で500円となりました。大容量プランに各社の差が縮まり、家族割引きや光回線の加入状況に合わせて選んでも大差ないレベルだと考えられます。